子供に頼まれて、二つ返事で料理用エプロンを購入した理由

子供に頼まれてエプロンを購入した。なんでも学校の英語劇で使用するとのことだ。

ちなみに我が家にはスーパーサイヤ人ならぬ、「スーパーお母さん」がいる。彼女は掃除洗濯炊事の全てを、なんとエプロンなしで遂行している。

昔はエプロンをしていたけれども、いつの間にかエプロンを着用しなくなっていた。もしかしたら揚げ物が減ったことも関係しているかもしれない。

(揚げ物は太るからねえ。結婚した時も後輩… いや結婚生活の先輩からは、「小野谷さん、もったいないと残り物を食べちゃいけませんよ。『その一口が豚になる』です!」と強く忠告されたなあ)

ちなみに冒頭画像は、僕のワイシャツだ。ワイシャツばかりなのは、スーツを着ることが無いからだ。会社で寒い時には、作業服を着ている。

いちおう現代の “御主人” のハシクレなので、僕も食器洗いくらいは手伝っている。しかしその時にはエプロンではなく、この現場作業着を使っているという訳だ。

何しろ昨今のご時世で、今は在宅勤務で仕事していることが多い。だから自宅にも作業着を用意してあるので、それを着用しているという訳だ。この記事を書いている現時点でも、画像の作業着を着ていたりする。

どうして作業着を持っているかというと、いちおう弊社はメーカーなのである。だから現在でも仕事場では、作業着が正装なのである。天皇陛下や総理大臣の訪問があっても、この作業着を着ていれば良いのだ。

米国大統領がやって来たって、この作業着で構わないのである。父ちゃんは “元” がつくけれども、エンジニア(技術者)のハシクレなのである!

… 話が逸れた。エプロンの話題に戻ろう。

つまり現在の我が家では、エプロンは殆ど利用されていない。それが揚げ物が減ったことが理由なのか、子供の出産を控えてエプロンが邪魔になったことが理由なのかは分からない。

ともかくスターウォーズのダースベーダーが長らくダークサイドに堕ちいていたように、我が家でエプロンが使用されなくなってから長い時間が経過している。我が家の押し入れに詰め込まれた衣類からエプロンを発掘しようというのは、アトランティスの遺跡で聖遺物を発掘しようとするような難事業だったりする。

もしくはハリソン・フォードが演じるインディ・ジョーンズがロスト・アークを求めることにも喩えられるかもしれない。

そういう訳で、僕は子供に頼まれるままに、学校の英語劇用として “かわいいフリルエプロン(メイド用)” なるものを購入した。決して自分用ではない。

(なぜかiPhoneのSafariブラウザからAmazonアプリが起動しなくて少々手間取った。このミステリーというか謎は、いつか機会があったら解き明かしたい)

さてここまで説明して来たけれども、「どうしてエプロンの購入を母親に任せなかったのですか?」と、不思議に思われる方も存在するかもしれない。僕も最初は不思議に思った。

母親に任せれば完璧な… と考えかけて、ようやく子供が母親のことを気遣っていることが分かって来た。

実は子供は、これから友だちとディズニーランド… 違った、ディズニー・シーへ遊びに行く予定がある。そして年明けには、学校の英語合宿で宿泊研修することが決まっている。

何でも宿泊研修の場所は積雪地とのことだ。そして今年は厳冬が予想されているらしい。それで学校からは、スキーウェアなども用意するようにと指示が出ている。

つまり子供の母親… つまり奥方氏は、そういった諸々の準備で多忙を極めている。在宅勤務をしていると分かるけれども、最近は毎日出かけるようになって、それも何か所も回っている。

子供たちで行くとは言え、年頃のお嬢さんたちである。今までは外出自粛などで外出着も揃えていなかった。カバン、靴、靴下なども同様だ。それに最初は、母親の誰かが同伴しようかという “ママ友さんたち会議” もあったとのことだ。

僕が観ていても、あれこれと大変そうに見える。子供としては、そういう状況で負担を増やしたくなかったらしい。

そういう訳であれば、父親としても子供に協力する吝かではない。それで僕は素直に、”かわいいフリルエプロン(メイド用)” なるものを購入したという訳だ。

メデタシ、メデタシ。

ただし一つだけ、僕には気になっていることがある。

私服を揃え、合宿用のパジャマや下着などを揃え、スキーウェアや手袋まで購入する… どうやらそれは、クレジットカード払いになっているらしい。

ちなみに我が家の働き手は、今のところ僕だけである。稼ぎは… 大したことはない。

つまりそういった訳で、今までは放置プレイになっていた当ブログを、慌てて再開しようとしていたりする。今までセキュリティ対応のソフトウェア・アップデートしかやっていなかったけど、それなりに収益は上がっていた。

そして来年か再来年には、オーストラリアへの語学研修なるものが控えているらしい。父ちゃん、稼いで、稼いで、稼ぎまくる必要がある状況なのである。

(会社では幾ら頑張っても給料もボーナスも増えないので、副業に勤しむしかない。厳しいご時世ですな)

さてそんな訳で、ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

これからは心を入れ替えて頑張りたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。

それでは今回は、この辺で。ではまた。

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記事作成:小野谷静