76歳の看板娘と趣味 (湘南日記)
そういえば昨日のブログ記事、URLを貼り忘れていた。せっかくの情報なので、紹介させて頂くことにする。
なお僕としては趣味などを通じた知り合った「同病の志?」という存在は、たとえいつか別れることがあっても、大切な財産だと考えている。
そうなのだ。
何を隠そう、76歳でサバゲーに身を投じる超ベテランは、なんと二人も存在するのだった。高齢者が活躍するのは、自分にとっても嬉しいことだ。
その一方で悩ましいのは、高齢化が進む自治会だったりする。
カラス事件の時に副会長と会話したけれども、さすがにこの二年間は、高齢者が一人暮らししている住まいでドラマが幾つも生じてしまったとのことだ。
僕はマンション理事長として、自分のところだけで手一杯だった。
やれマスクは不織布マスクがオススメだとか、もっぱら広報を頑張った。ネット宅配方法の紹介などもやった。とりあえずマンションの皆が頭を抱えるような事態は発生せず、なんとか無事に後進に道を譲り、めでたく殿堂入りすることが出来た。
しかし考えてみると、自治会が高齢者だけで運営されるようになりつつある状況は、大変によろしくないことだ。
カラス事件にしても、結局のところは自治会としてのゴミ管理の問題に行き着く。
僕としては、「同じところに住んでいる」というだけでは、今の時代は仲良くやっていくのが難しくなって来ているような気がする。
それよりは学校で共に辛苦をなめたとか、趣味が同じだとか、そういった方が長く仲良くやっていけるような気がしている。
そういう意味でも、76歳のお二人は大いに参考にさせて頂きたいと考えている。
ちなみに増田義明さんはお会いすることはないと思うけれども、もともとは我が湘南(平塚)にあるフィールドを利用していたとのことだ。
その頃は、お住まいも近くにあったとのことだ。
そして相模原の某所へも赴くようになり、今は千葉県にお住まいということだ。
僕もフィールドへ赴くとしたら、横浜市の都筑区か相模原になるだろう。
それにしても昨今は「湘南ナンバー」なども登場しているのに、湘南にもしっかりとフィールドが存在していることには驚かされる。
おまけに住民ならば分かると思うけれども、海沿いは風の強い日が多い。
だから風の影響を受けにくい屋内型のフィールドが人気なのに、よくまあ平塚のフィールドが続いていると感心させられる。
ちなみに僕は左ひじのリハビリも真面目にやらなかったように、体育会的なことへの関心は薄い。
どうしてカラスでサバゲーになったかというと、子供時代に読んだ本の影響を受けている。
菊地秀行「エイリアン・シリーズ」はご存じない方が多いかもしれないけれども、Netfixでアニメ化された「スプリガン」ならばご存じの方が多いだろうか。
スプリガン・シリーズは、エイリアン・シリーズにヒントを得て漫画化されたものだったりする。
「戦って死ね!」って、スプリガンのキャッチフレーズになっていただろうか。
そういえば76歳のサチエさん、「戦って死ね!」とほがらかに仰せになっている。
お歳を考えると深く頷いてしまうような、頷けないようなシチュエーションだけれども、彼女はフィールドのオーナーだ。
そりゃまあ「フィールドへご入場になり、思う存分がんばってください」ということになるだろう。
(こういったところは運営や管理が必要だから、当然ながら有料利用となる)
ともかく、昨今のご時世だから、別に無理せずに楽しいことを追いかけるのは悪くないことだと思う。
SNSも悪くはないと思うけれども、あれは楽しいこともあれば、楽しくないこともある世界だ。長続きしている方々には感心させられてしまう。
我が家の家人は義母とLINEしているけれども、最近はとんでもない通信量になって来た。
LINEビデオ通話していることが原因だけれども、まあ料金的には飲み会一回にも及ばないからオッケー…… と、思うことにしよう。
そういえば僕が子供時代から続いているものといえばミステリーくらいだけれども、考えてみると今でも会社で謎解きに熱中しているような気がする。
子供時代の友だちには、艦船や航空機を鍛えられたけれども、そちらは「そこそこ」だったりする。
ともかくまあ、楽しいことをボチボチとやるのが、長生きするコツかもしれない。
そういう意味で、「同病の志」というのは悪くないような気がする。
それに僕のように高齢者となるのが見えてくると、若い人たちと一緒に何かやるというのは貴重な体験となる。
楽しいことであることは、もちろん言うまでもない。
そんな訳で我が家の看板娘は、今日はお気に入りアニメのクリアファイルを目指して外出したけれども、引き籠りにしては大変に望ましいことだと考えている。
もちろん、友だちと一緒の「お出かけ」である。
ただし某筋からの情報によると、どうやら結果は芳しくなかったらしい。
やはり情報分析官である父ちゃんに「これは父ちゃんに知られたくないこと」と、自分たちだけで物事を進めたことが敗因だろうか。
しかしそれも貴重な経験であり、今後に活きることを期待している。
そして最後に繰り返しとなるけれども、76歳のお二人は80歳まで元気に御活躍なさることを期待している次第である。
それでは今回は、この辺で。お読みいただきありがとうございました。
ではまた。
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記事作成:小野谷静